建保6年(1218年)峯上氏(後の伊万里氏)によって築かれたと云われるが定かではない。
延徳2年(1490年)の実相院宛ての書状に伊万里城が登場することから、この時期には築かれていた。
天正4年(1576年)龍造寺氏の家臣鍋島信房によって伊万里城攻めが始まり、翌天正5年に落城した。その後は龍造寺氏の城番が置かれていた。
伊万里城は伊万里川北岸の標高42m程の山に築かれており、現在は城山公園となっている。
山頂に南北に長く伸びた平坦地があるが、城山公園造成によって大きく改変されており、遺構はほぼ失われたようである。
駐車場はない。円通寺から遊歩道、その南から車道が山上まで通じているが一般車両は通行できない。
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