福連寺城は不動堂山から西へ派生した尾根の先端にある標高180mの福連寺山山頂に築かれている。雷城のある雷山とは早出川を挟んで相対する位置にある。
福連寺城は山頂の主郭を中心として南北方向に曲輪を連ねている。 山頂部から南へ降った所にある曲輪は東側を土塁状に残している。この裾部分に堀切のような窪地があるが、東へ伸びる尾根などに堀切は見あたらない。
なお「新潟県中世城館跡等分布調査報告書」に掲載されている縄張図は、南北が逆になっている。
東側の尾根にある鉄塔整備用の道があり簡単に登ることができる。不動堂集落の県道435号線から南へ入り、山麓にある「福田石材/五泉工場/きのこ工場」を目指す。この工場の東側の奥に林道の入口があり、そこに駐車できる。林道入口から500m程歩いて行くと、不動堂山の登山口を過ぎ、右側に小川を挟んで鉄塔の登り口を示す黄色い標識がある。
下りは西側斜面に道があり、これはほぼ直登する道で工場の入口に出る。
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