雲雀城は尾道市役所御調支所、道の駅クロスロードみつぎの南に聳える標高210m程の山頂に築かれている。葉が落ちる冬場では、道の駅から見上げると主郭の切岸と堀切がクッキリ見える。
主郭は山頂にあって東西に長く西が一段小高くなる。東下から南にかけて腰曲輪が巡り、さらにその南東下に南北二つの曲輪が付いている。主郭から西へ続く尾根は大堀切によって遮断されている。
東端から北へ伸びる尾根の中腹に神社があり、そこから下に向かって階段状に削平地が付いている。下は墓地であるが、竪堀なども残っている。山腹の神社から主郭に登る途中の標高180m付近に井戸が残っている。
東麓には池上因幡が建立したとされる池上氏の菩提寺である本照寺があり、本堂の背後には雲雀城の二ノ丸より移したという、「伝雲雀城主墓石群」があり旧御調町史跡になっている。