備中 福山藩 入田番所びっちゅう にゅうたばんしょ
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福山藩水野氏によって設けられた番所である。水野氏は元禄11年(1698年)に嗣子なく改易となり入田村は天領となったが、西荏原の森氏領などと隣接していたため、その後も番所は存続していた。しかし、森氏が赤穂に転封となったあとの、正徳元年(1711年)には廃止されていたようである。
入田番所は「番所の鼻」と呼ばれる山裾に設けられていた。
現在県道沿いに案内板が設置されており、南の山に入ってすぐの平地が番所跡なのだろうか。