土佐 安丸城とさ やすまるじょう

城郭放浪記


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土佐 安丸城の写真
掲載写真数
形態
山城(390m/130m)
別 名
国吉城
文化財指定
なし/不明
遺 構
土塁,曲輪,堀切,畝状竪堀群,横堀,虎口
城 主
安丸氏
縄張図
安丸城縄張図
歴 史

詳細不明。『南路志』では城主を安丸弥太郎とする。

案内板によれば、山内重高の孫国吉が安丸城を築き、その子国重のときに安丸弥太郎と名乗ったとある。

説 明

安丸城は標高390mほどの山にあり、現在は城八幡の境内になっている。

東西二郭で西上が主郭Iとなる。主郭には城八幡が鎮座している。 主郭は土塁囲みで参道入口が東中央に開口しており虎口と考えられる。また東下の曲輪IIも土塁囲みでこれも東中央が開口している。これも虎口と考えられるが、下は急斜面で階段が設置されている。

主郭の西背後は一段高く櫓台状の高まりを残しているが、上は削平されておらず、物見か信仰の祭壇などの機能を有していたものと思われる。この土壇の淵が犬走りとなり、北の二重堀切側にやや突出する。

曲輪の周囲は高い切岸が巡るが、その下方に横堀、堀切、竪堀を設けており、東側は畝状竪堀群になる。旧参道は竪堀の下から南尾根に続いていたようである。

案 内

北側の車道に入口があり、入口付近に駐車可能である。 ここまでの道は舗装されているが集落内の道は狭い。

主な参考文献
南路志(高知県立図書館)
西国城館論集IV
都道府県別日本の中世城館調査報告書集成 四国地方の中世城館 高知県中世城館跡 (東洋書林)
現地案内板
所在地/地図
高知県香美市物部町安丸字城山
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付近の城(直線距離)
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2.4km 土佐 楮ヶ谷城
4.4km 土佐 山崎城
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5.1km 土佐 猪野城
7.3km 土佐 轡城
最終訪問日
2024年10月
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