陸奥 軽米城むつ かるまいじょう
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築城年代は定かではない。軽米氏の城で天正19年(1591年)九戸政実の乱で九戸方となった軽米兵右衛門の居城であった。
その後、北信愛の三男愛継の居城となったが、寛文5年(1665年)北氏は大湯へ移り、八戸藩の代官所が軽米城に置かれ明治まで続いた。
軽米城は現在の軽米町役場の所に築かれていた。役場が建っているのが二ノ丸で、西に一段高い所が本丸という。遺構は南の稲荷神社の辺りに辛うじて土塁と堀の名残を留めている程度である。
軽米町役場に石碑がある。