詳細不明。文明の頃、南部よりきた12人の屋形城衆がいて、関惣右衛門助綱が城代として国吉に居住し、のちに大浦為信に仕えたという。

国吉館は岩木川とその支流蔵助川と大秋川の間にある丘陵に築かれていた。 比高20mほどの丘陵で大部分は畑となっているが、東端部に稲荷神社が祀られている。かつては北を除く三方に堀があったという。

稲荷神社への参道は南からの道路の突き当り、宅地の間の細い道を上がっていく。

都道府県別日本の中世城館調査報告書集成(1)(東洋書林)(青森県の中世城館)
日本城郭大系〈第2巻〉青森・岩手・秋田(新人物往来社)

付近の城(直線距離)
0.5km 陸奥 黒土館(弘前市)
0.6km 陸奥 国吉の古屋敷
0.8km 陸奥 桜庭館
0.8km 陸奥 坂本館
1.3km 陸奥 高野館
3.0km 陸奥 高館城(岩木町)
3.3km 陸奥 篦九枚館
3.4km 陸奥 梶原館
3.5km 陸奥 番館
3.6km 陸奥 藤沢館(相馬村)
3.7km 陸奥 紙漉沢館
4.0km 陸奥 杉沢館
4.0km 陸奥 里見館
4.0km 陸奥 水木館
4.1km 陸奥 竜気平館
4.4km 陸奥 五所野沢館
4.6km 陸奥 葛原館
4.6km 陸奥 山下館(岩木町)
4.9km 陸奥 田代館
5.2km 陸奥 白沢館
5.3km 陸奥 築館(岩木町)
5.8km 陸奥 下新岡館
5.8km 陸奥 上新岡館
5.8km 陸奥 湯口茶臼館

2021年5月