築城年代は定かではない。
大内山氏の居城で伊勢北畠氏に従っており、織田の軍勢と戦った大河内城籠城戦でも籠城していた。
大内山城は梅ケ谷駅の西にある山の標高250m付近に築かれている。
小さな城で主郭には社が祀られており、西側には土塁、北側面には石積がある。主郭は東西両尾根を堀切で遮断しているが、曲輪の規模に反して堀切は大きい。
尾根先を遮断する堀切2の先にも曲輪IIがあり、土塁や堀状の窪みが確認できるが、主郭と比べて不明瞭である。
主郭に祀られている社への参道が北側の道路沿いにあるが、入口は分かりづらい。東の尾根先から登る方がわかりやすい。
最寄り駅(直線距離)