天文7年(1538年)に田路隠岐守胤純によって築かれたと云われる。 胤純は但馬国高倉城主田路胤直の嫡男という。
草置城は草木川が大きく蛇行する地点の標高601.6mの山頂に築かれている。現在入口に摸擬櫓があり、そこから遊歩道が山頂まで続いている。
単郭の城で、主郭は山頂にあり、そこから北西、東、南の三方に伸びる尾根を堀切で遮断している。北西尾根は堀切が埋もれた感じで、南尾根の堀切は浅く小さい。東尾根は規模は小さいが竪堀として落ちている。
国道429号線沿いに看板が建っている。ここから草木集落側に抜ける道の途中に入口があり、路駐できる。