詳細不明。中地山城との関係から江馬氏関連の城ではないかと推測されている。
論田山城は有峰口駅の南東に聳える標高510m程の山に築かれている。
主郭は山頂部にあり低土塁で囲まれた四つの曲輪群が連なっており、一部平入の虎口が開口している。西に向かった尾根は西と南西に分岐しているが、この南西側の尾根にも土塁を残した平段があり、間の谷間部分にはスロープがついて大手虎口のようになっている。
西の先端と東背後の尾根に堀切があるが、東はさらに一峰越えた部分にも一条の堀切がある。
南の亀谷集落から山腹にある発電所の所まで舗装された林道がある。この終点に駐車でき尾根伝いに登れば城域に達する。
最寄り駅(直線距離)