安芸 呉千束要害あき くれせんぞくようがい
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大永年間(1521年〜1528年)に尼子方となった矢野城主野間氏が呉浦に侵攻し、呉千束要害を占領した。大永5年(1525年)大内氏は陶興房を派遣して野間氏を攻撃、これに呼応した乃美備前守と呉衆が呉千束要害を奪還している。
呉千束要害は海上自衛隊呉地方総監部の入口にある小山に築かれていた。 呉地方総監部のあるところが塔ノ岡と呼ばれる丘陵で、現在残る小山(城山)と合わせた城だとも云われているが、遺構は不明である。