三河国府みかわこくふ
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東海道に位置する三河国は、延喜式の格付けでは上国・近国である。 国府は宝飯郡に置かれており、現在の豊川市白鳥町上郷中付近と豊川市国府町付近に比定されている。
白鳥町上郷中にある三河総社に隣接する曹源寺付近で発掘調査が行われ、建物跡が発見された。また、この国府と国分寺・国分尼寺を結ぶ幅22mの大道が発見されており官道とみられている。 国分尼寺史跡公園にある三河天平の里資料館では、この遺跡を国府跡として紹介している。