伊賀国府いがこくふ
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東山道に位置する東海道は、格付けでは下国・近国である。
伊賀の国府は阿拝郡に置かれていた。現在の伊賀市坂之下の辺りで、平成元年から平成6年までの発掘調査で国庁の遺跡が見つかった。
国庁は40m四方ほどの規模で南北に前殿、正殿、東西両脇に脇殿が確認されており、8世紀末から11世紀半ばまでI期からIV期の変遷が確認されている。
現在は国指定史跡であるが、水田であり道路脇に案内板が設置されている。