応安3年・建徳元年(1370年)小滝五郎資信によって築かれたと云われる。 小滝氏は那須資藤の五男資信が小滝郷を分知され小滝氏を名乗ったのが始まりとされる。
小滝氏は那須氏に従って代々続き、慶長年間小滝増信の子信定の時に福原の那須氏に仕え家老を務めた。
小滝城は中城・外城など複郭で構成された平城であったという。 現在は中城の部分に堀と土塁の一部が残存しているのみとなっている。
小滝城の遺構との関係はわからないが、外城からやや西に外れた所にある妙徳寺は小滝氏の墓所であるが、ここに土塁と堀らしきものがある。
県道343号線沿いに小滝集落に入ると、相の川の東側にある民家の所に案内板が建っている。
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