築城年代は定かではない。天正13年(1585年)から天正15年(1587年)にかけて宇都宮・佐竹軍と壬生・北条軍との争いが八方山一帯で繰り広げられいた。
八方館は鹿沼市と日光市の境にある標高387mほどの山に築かれており、現在は小倉城からの縦走ルートが整備されている。
主郭は山頂部で溜池のような窪地をもつ曲輪が三段ほどあり、西尾根は堀切で遮断している。小倉城に続く北東側は腰曲輪や帯曲輪があり切岸も高いが堀切はない。東端から北へ続く尾根には堀切を設けている。
小倉城を参照。そこから尾根続きで八方館にいく尾根道があり、分岐点には道標もついている。
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