能登 鵜川館のと うかわやかた
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築城年代は定かではないが温井氏によって築かれたと云われる。 城主は温井備中の弟温井兵庫助また一説に藤岡平右衛門と伝えられている。
天文3年(1534年)の鵜川天満宮の造営に「領主温井兵庫助総貞」の名が残っていることなどから温井氏の領地であったことがわかり、藤岡平右衛門は温井氏の被官であったと思われている。
館は浄覚寺付近にあったとされる。浄覚寺は鵜川の町の南西の丘陵にあり、町を見下ろせる格好の位置にある。寺の裏山を城山という。