本城はニツ山城の南西に聳える標高486.1mの山に築かれている。
本城は高橋氏が滅亡した後、廃城となったのだが、主郭と見られる山頂の曲輪と、北西下にある曲輪が連続堀切のようにズタズタに切り裂かれて破却されている。このような状態で破却された中世城館は余り無く貴重である。
主郭と見られる曲輪は山頂にあり、北西下にも一段曲輪がある。この山頂から伸びた各尾根にはほぼ全てに二重から四重の連続堀切を設けて遮断している。唯一主郭から南東に伸びた尾根には堀切が見られない。南へ伸びた尾根は連続堀切に面して西側の斜面に連続竪堀を設けている。
主郭から北側の東へ伸びた尾根にも曲輪があり、北側に低土塁が一部残る。この曲輪群は標高420m付近まで続いている。