詳細不明。城主は阿蘇氏の家臣男成友竹という。
鶴嶋俊彦氏の報告では高峯城(旧城)とされる城館である。
小野城は小川町南小野と小伝寺との間に聳える標高281.6mの城山に築かれている。
小野城は南北に伸びた山頂部に築かれた小さな城で、南端の最高所付近を主郭とする。主郭の南下に一条の堀切があるが箱堀のようである。谷を挟んで東に位置する高城もこの城と似た構造で、同じく南の堀切は箱堀となっている。
全体的な竹藪などが密集していているが、主郭から南と東に段遺構がある。東下の谷間には山道があり、この山道に向かって東西両側に雛壇遺構があるが、畑跡かもしれない。
小伝寺地区から山道があり、かつては小伝寺地区と小野地区を結んでいたが、今はほとんど利用されていないようである。
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