茶臼山城は上舌集落の南東に聳える標高322.7mの三条山山頂に築かれている。単郭の城であるが、畝状竪堀群や北東尾根の堀切と竪堀の形状など見所がある。
単郭の城で山頂に周囲を切岸で一段高く築いた主郭を置き、北に一段の小段、南東部は一部凹み曲輪を区画したような跡が残る。
北東、北西、そして南へ続く尾根は全て堀で遮断している。
南尾根は腰曲輪状の平段を一段置いて背後の尾根に堀切を設けている。南東から南西側にかけて腰曲輪状の平坦面があるが、堀切に面していない部分は畝状竪堀群によって埋められている。
北東尾根は尾根に対しては、主郭の真下を横堀状に掘りきり、その先に東に二条、西にも二条の竪堀を設けて「人」の字状が連続した形状となり、その下部でまた一条堀切を設けるという、めずらしい遮断の仕方になっている。
北西尾根も主郭下に堀切を設け、竪堀を組み合わせて北東尾根と似た形状になっている。