築城年代は定かではないが7世紀前後に築かれたといわれる。古代山城の一つ。
杷木神籠石は三隈川北岸の山に築かれた古代山城である。南の国道から少し入ったところに案内板があり、第一水門と第二水門の場所が書かれている。第一水門は案内板があるところにある用水路のところで、第二水門は農道を歩いた場所にある。
中世山城である長尾城からそのまま尾根を一周するルートを歩くことができる。尾根上は土塁状になり外側が切岸状に加工されているのだが、わずかに点在している列石はさらに外側にあり、古代山城の土塁ではなさそうである。
国道386号線の浜崎団地前に杷木神籠石見学者用の駐車場がある。
最寄り駅(直線距離)