伝承では源為朝が築いたのが始まりとされる。
天正の頃には岡城の支城となり、島津勢の北上に備えた。
騎牟礼城は国道442号線に沿って東西に伸びた丘陵に築かれており、現在は公園として整備されている。
東西に伸びた尾根の中央部分に鞍部があり、ここから東の部分が本丸で低い土塁が一部に残っている。西には曲輪が二つあり、中央の曲輪は北尾根に二重堀切がある。西の曲輪は一部に土塁が付いているが、外側は比較的なだらかな地形となる。
国道沿いに道標がある。公園で鞍部まで車道があるが道は狭いのでどこかへ駐めて歩いて登るのが良いだろう。
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