陸奥 相内館むつ あいないだて

城郭放浪記


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陸奥 相内館の写真
掲載写真数
形態
丘城(60m/40m)
別 名
なし
文化財指定
町指定史跡
遺 構
土塁,堀
城 主
南部光行
歴 史

建久2年(1191年)南部光行によって築かれたと云われる。 文治5年(1189年)南部氏は奥州平泉の藤原氏討伐の戦功によって源頼朝より糠部の地を賜った。南部光行は八戸浦を経て入国し、馬淵川に沿って登ってきた一行は日暮れとなったため、相内の観音堂で一夜を明かした。光行は観音堂が狭いので、近くの豪農助左衛門の家を仮の宿とし、領民の協力を得て一夜のうちに堀を巡らせた。このことから一夜堀館とも呼ばれている。

その後、南部光行は相内館が手狭となり、平良ヶ崎城を築いて移ったという。

説 明

相内館は馬淵川の北岸にあり、南へ張り出した微丘陵地の南端に築かれている。観音堂の北西にある高台が館跡で、南端に登り口がある。

この地にはかつて相内小学校があったという。現在は相内農村公園となっていて、神社があり、西側に土塁が残っている。

案 内

公園への入口は分かりづらいが、民家の脇を奥へ入って行くと南麓から細い道が付いている。車は観音堂の所に駐める事ができる。

最寄り駅(直線距離)
1.6km 諏訪ノ平駅
3.7km 剣吉駅
4.9km 三戸駅
6.8km 苫米地駅
8.7km 目時駅
所在地/地図
青森県三戸郡南部町相内字荒屋敷
付近の城(直線距離)
1.8km 陸奥 上名久井館
2.3km 陸奥 赤石館(南部町)
2.4km 陸奥 下名久井館
3.1km 陸奥 剣吉城
3.4km 陸奥 森ノ腰館
3.5km 陸奥 平良ヶ崎城
3.7km 陸奥 佐藤館
4.0km 陸奥 大向館
4.4km 陸奥 聖寿寺館
4.5km 陸奥 新井館
4.6km 陸奥 小向館
5.0km 陸奥 馬場館(南部町)
5.1km 陸奥 矢崎館
5.1km 陸奥 工藤屋敷
5.2km 陸奥 浅水館
5.5km 陸奥 浅水城
5.6km 陸奥 古館(南部町)
6.0km 陸奥 泉山館
6.3km 陸奥 川守田館
6.3km 陸奥 鳥舌内館
6.3km 陸奥 福田館
6.4km 陸奥 梅内館
6.5km 陸奥 三戸城
6.9km 陸奥 苫米地館
最終訪問日
2014年5月
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