文正元年(1466年)以前から築かれた環濠集落である。鎌倉時代には散村であった集落が文正元年(1466年)頃に集村して環濠が形成されはじめ、文禄4年(1595年)には東西に長い環濠となったことが知られている。
若槻環濠は天満神社を南西端とする環濠集落で、東西300m、南北100m程の規模である。 集落の中央北側の道路に案内板が設置されている。環濠は細長い水路となってしまっている部分が大半であるが、天満神社付近は良く残っており、一部土塁もある。
西融寺の北東の道路沿いに案内板がある。集落内は道が狭く、天満神社には一応車を駐めることはできるが、そこまでたどり着くのは難しい。
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