詳細不明。
黒木西城は本郷溜池の南に聳える標高450m程の山に築かれている。この山の尾根の先端には黒木北城がある。
黒木城は北東山腹の広大な平地を囲むように西から南の尾根に曲輪を展開する。西の南北に伸びた尾根は比較的広い曲輪があり、途中に切り通しのような堀切、北端は大堀切の先に二条の小さな堀切を設ける。
西尾根の南端から東へ伸びた尾根は小さな平段が続いており、南尾根を遮断する大堀切とそこから伸びる竪堀に対する曲輪が続いている。南背後の尾根は大堀切の先に二条の堀切があり、その間に竪堀が残る。
この城の見所でもある畝状竪堀群が北西山腹にあり、そこからさらに南西に離れた場所にも連続竪堀が点在している。
本郷溜池の所に椿寿荘があり目印となる。車は溜め池の土手に置くことができる。入口は溜め池の反対側に見える小高くなった展望台の所からで、入るとすぐに畝状竪堀群に出会う。
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