詳細不明。
針木城は押岡川と桜川の間に聳える標高228.5mの山に築かれている。
主郭は三角点のある山頂で東西に細長く、西に一段低く曲輪ii、さらに下方に曲輪iiiがある。主郭から東、北東、南西の三方に伸びる尾根を連続堀切で遮断し、北側面は畝状竪堀群、南西の堀切脇にも連続竪堀を入れている。曲輪は小さいが堀は岩盤を削るなど、かなりの土木量である。
北麓に張城(はりぎ)集落があり、ここに張城遺跡があってこの城と関連する遺跡だと考えられているようである。
道はない。北尾根から尾根伝いに歩く道は山頂付近がややシダ藪だが全体的に歩きやすい。山裾は動物除けの柵がしてあるので、柵が空く所から入るのがよいだろう。
最寄り駅(直線距離)