岩崎城は岩崎集落の奥にある春日神社の背後に聳える標高268mの山に築かれており、現在は宮山公園として整備されている。
主郭は山頂にあり、東西に長く東端が一番高く西に小さな段差がついている。西尾根の先端は明瞭な堀切にはなっておらず、北側に竪堀があるだけであるが、遊歩道によって破壊されているので、もともと堀切であった可能性もある。主郭から東下に降りると南北に長い腰曲輪があり、ここも東端から竪堀状の溝が伸びている。少し下ると鞍部となり北と南にそれぞれ道が続いている。
岩崎公民館の案内板に城の位置が示されている。公民館に駐車可能で、宮山公園の入口は春日神社の北側にある民家のほうに伸びる未舗装路の先にあり、入口に道標が出ている。
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