文治2年(1186年)塩谷五郎惟広によって築かれたと云われるが定かではない。
築城以降代々喜連川塩谷氏の居城として続き、17代塩谷孝信(惟久)のとき廃城となった。
倉ヶ崎城は荒川と内川の間にある丘陵の東端部に築かれており、現在はお丸山公園として整備されている。
西側にはさくら市喜連川スカイタワーがある観光スポットである。2013年に初めて訪れたときは、残念ながら先の震災による復旧工事の為に立ち入り禁止となっており、遺構を見ることができなかった。
改めて2016年に訪れて見ると、尾根の先端付近の公園には立ち入ることができるようになっていたが、巨大な堀切に架かる橋から上の部分はまだ立ち入り禁止であった。
入口は喜連川陣屋のあった市役所喜連川庁舎からの遊歩道、スカイタワー側へは車で行くことができる。