陸奥 矢ノ目館むつ やのめだて
△トップに戻る
詳細不明。「仙台領古城書立之覚」によれば、天正年間(1573年〜1592年)に伊達政宗が相馬氏と争ったときに築いた要害だという。
矢ノ目館は阿武隈川東岸の平地に築かれている。方形区画で二重に堀を巡らせた平城であったといい、現在内側の主郭には数件の民家が建っている。周囲の水田は堀の跡で、主郭部が一段小高く、南東隅の標柱のある部分に土塁があり、未確認だが西側にも土塁の跡が残るという。