築城年代は定かではない。慶長年間(1596年〜1615年)に木村秀勝によって築かれたのが始まりともされる。
五戸木村氏は木村秀清が古館に住み、その子が秀勝で南部氏に使えて150石を領した。木村氏はその後、五戸代官として代々続き、木村秀晴の頃に300石を領した。
五戸館は現在の五戸図書館一帯に築かれていた。図書館の一角に五戸代官所の平面図から復元した建物があり、その前にある門は現存する代官所の門で文久年間頃に建てられたものと推測されている。
五戸代官所門(現存 城門)
五戸代官所(復興 御殿)