中館は真野川の南岸にあり、県道120号線の東、北へ伸びた丘陵に築かれている。
中館は日吉神社の西側にある共同墓地となっている部分が北本丸。その北側の宅地となっている部分が二の丸。北本丸の南に空堀を挟んで南本丸がある。
北本丸は墓地や畑となっているが、北と西、そして空堀に面した南側に低土塁が残る。南側の林の中に空堀があり、その南側に畑となっている南本丸がある。南本丸も西と南、空堀に面した北側に土塁が残る。西の土塁は内高3m程あり良く残っている。
日吉神社は北畠顕家が籠もった霊山城が落城した際に、桑折元家がその守護神山王大権現と熊野権現を奉じて逃れ、この地に安置したのが始まりという。