高城は鶴田城から谷を隔てて北にある標高336.9mの高城山山頂に築かれている。高城は山頂にある主郭部と南東へ伸びた標高250m付近にある出丸から成る。
主郭は山頂にあって南北に長く北端に土塁がついており、中央には「高城」の石碑が建っている。南下から東下にかけて横堀状になり、側面には石積跡がある。北から北東にかけて腰曲輪が付き、外側に土塁が付いている。
北方に伸びる尾根には三条の堀切で遮断し、西側には竪堀も付いている。東へ伸びる尾根には西を除く三方を土塁が巡る曲輪があり、その先に馬蹄形の段が付いて、さらに東に小段が付いている。この辺りに井戸跡のような穴が2つある。
主郭から南へ伸びる尾根には馬蹄形の段が続き、通路が段の東、西と中を通りながら降りている。その先は自然の尾根になるが、標高250m付近まで降りると出丸がある。
出丸は標高260mから250m付近にあり、北側を堀切で遮断する。堀切に面した部分は櫓台状の高まりであるが、削平されておらず自然地形になっている。そこから凹んだ削平地を経て出丸の中心の曲輪となり、南東側に二段の小段が付いている。