詳細不明。
高家城は標高258.5mの山に築かれている。
高家城は山頂部の主郭と南曲輪の二つの曲輪で構成されている。主郭は山頂で重機が入ったような跡があり、一部荒れ地になっているが切岸も明瞭でない曲輪があり、北西尾根に竪堀状の遺構があるのみである。
南曲輪は南尾根の部分で南北に長い曲輪は低い切岸があり東下に一段の帯曲輪がある。注目するべき遺構は南尾根の部分で堀切と竪堀が食い違いになっており、食い違い虎口を形成している。堀切は東へ竪堀として伸びず西にのみ延びている。一方竪堀は堀切の東端の北側にあり、東へ伸びて遮断している。この間がスロープになり虎口となっているようである。
整備された道はないが歩きやすい山で、南西の山城城経由で登ってくることができる。
最寄り駅(直線距離)