一ノ森城は三間町是延と鬼北町吉波にまたがる標高266mの山頂に築かれている。鬼北町の指定史跡であるので住所は鬼北町にしている。
主郭は山頂にあって東西に長く、西端に櫓台がある。主郭の北東端付近からは北と東に伸びた両尾根、西端からは西尾根に曲輪が設けられている。
西尾根は主郭下に東西に伸びた曲輪があり、途中空堀状の窪地が残る。西端は一段高くなっている。ここから西へ降りると小郭があり、その先に堀切が残っている。
北尾根は三段の削平地があり、削平地も広く、切岸も明瞭である。一番下の段には土塁が付いている。
東尾根は二段の削平地があり、その先に一条の堀切、それに面して土塁があり、そこから更に東へ小段が続いて最後に一条の堀切が残っている。