日向 綾城ひゅうが あやじょう

城郭放浪記


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日向 綾城の写真
掲載写真数
形態
平山城(132m/40m)
別 名
なし
文化財指定
なし/不明
遺 構
土塁,郭,堀
城 主
綾義遠,綾義勝,綾義廉,綾義郷,綾義佐,綾義範,綾義継,綾義義,長倉若狭守,稲津越前守,佐土原遠江守,新納久時,上井秀秋,蒲生清宣,本田新平,新納久時,大野将監
歴 史

築城年代は定かではないが元弘年間(1331年〜1334年)頃に綾氏によって築かれたと云われる。綾氏は足利尊氏の家臣細川小四郎義門がこの地を領し、その子義遠が収納使として下向、綾氏を称した。綾氏ははじめ内屋敷城を築いて居館とし、後に詰城として綾城を築いたという。

綾氏は義遠以降、義勝、義廉、義郷、義佐、義範、義継、義義と八代続き、伊東氏に従った。その後は伊東氏48城の一つとなり、長倉若狭守、稲津越前守、佐土原遠江守が城主を務めたが、天正5年(1577年)伊東氏は島津氏によって日向を追われ、島津の所領となった。

島津氏の時代になると新納久時、上井秀秋、蒲生清宣、本田新平、新納久時、大野将監と城主が続き元和の一国一城令によって廃城となった。

説 明

綾城は綾北川と本庄川の間にある段丘の東端に築かれていた。東へ舌状に伸びた尾根を空堀で区画して連ねた縄張で、四つの曲輪があったという。

現在は「綾・国際クラフトの城」の敷地となっており、東端の曲輪に木造の模擬天守が建っている。模擬天守の他、土塁や空堀はそれなりに残っており、城門なども作られている。

天守の写真

天守(模擬 天守)


所在地: 城内

城門の写真

城門(模擬 城門)


所在地: 宮崎県東諸県郡綾町北俣

案 内

無料の駐車場がある。

所在地/地図
宮崎県東諸県郡綾町大字北股字野首
付近の城(直線距離)
0.5km 日向 内屋敷城
2.3km 日向 垂水城
3.0km 日向 市之野城
6.0km 日向 鎌田ヶ城
6.0km 日向 飯田城
6.3km 日向 高岡城
6.9km 日向 八代城
7.3km 日向 紙屋城
9.1km 日向 平八重城
9.6km 日向 井ノ城
最終訪問日
2015年1月
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