鷹ノ原城は南関町役場の北方にある標高104m、比高40m程の丘陵に築かれている。
地形を見ると東西400m程に渡ってほぼ同じ高さの地形が続いている。
本丸はこの丘陵の東端部で、現在は西南戦争の「城ノ原官軍墓地」(県指定史跡)となり、西側は畑地である。この城は廃城にさいして徹底的な破却されたようで、遺構はほとんど残っていないものと期待せずに訪れたのだが、ちょうど発掘調査がはじまっていたようで、掘り返している土の中には立派な石垣の基底部が見えている。
この城がどのような縄張りであったのか定かではないが、現在見えている石垣を観察すると、佐敷城に匹敵するような城であったことは確実で、今後の調査経過と保存展示の仕方には注目していきたい城である。
また、南麓には細川氏時代の南関御茶屋跡があり、豊前街道が通っていた。