暦応2年(1339年)大井三樹伊予守宰によって築かれたと云われ、 暦応2年(1339年)雁南荘地頭職を得て築き居城としたのがはじまりとされる。

永和元年(1375年)宰の五男雁南右衛門四郎勇が家督を継ぎ、赤松氏に従った。 勇の長子の雁南刑部太郎長は享徳3年(1454年)に木村源太郎を称し、康正元年(1455年)に勇が討死した後は石弾城を守ったが、長禄3年(1459年)山名宗全によって攻められ、源太郎は討死し落城した。

石弾城は泊神社一帯に築かれていた。遺構はないようだが、境内に標柱と案内板が設置されている。

泊神社は宮本武蔵の養子伊織が小倉藩家老となった後に、武蔵の供養の意を込み寄進して全社殿一式を再建し、宮本家の氏神となったのだという。

最寄り駅(直線距離)
1.5km 加古川駅
1.8km 尾上の松駅
2.4km 高砂駅
2.6km 宝殿駅
2.7km 浜の宮駅

付近の城(直線距離)
0.8km 播磨 加古川城
2.0km 播磨 尾上構居
2.0km 播磨 安田構居
2.1km 播磨 細田構居
2.1km 播磨 小松原城
2.2km 播磨 平津構居
2.2km 播磨 砂部構居
2.7km 播磨 長砂構居
2.8km 播磨 中津城
2.9km 播磨 高砂城
2.9km 播磨 魚崎構居
3.2km 播磨 古大内城
3.5km 播磨 野口城
3.5km 播磨 神吉城
4.3km 播磨 横倉城
4.4km 播磨 一色構居
4.8km 播磨 石守構居
6.0km 播磨 志方城
6.1km 播磨 神木構居
6.5km 播磨 西条城
6.5km 播磨 助永構居
6.9km 播磨 北脇構居
7.0km 播磨 天神山城(加古川市)
7.9km 播磨 別所構居(姫路市)

2012年2月