築城年代は定かではないが許斐岳城の支城として宗像氏によって築かれたと云われる。
永禄10年(1567年)には毛利方の宗像氏が大友方の立花氏と飯盛山の山麓で戦っている。
飯盛山城は円錐形の標高157.2mの飯盛山山頂に築かれている。現在は登山道が整備され、山頂は公園となっている。
主郭は山頂にあり、東西に長い楕円形の曲輪で周囲に土塁が巡る。その下方、西と東に腰曲輪が付いている。西尾根側には竪堀のような溝があるが、もともとこちらからついていた登山道の名残りのようでもある。
南麓の県道503号線愛宕神社向かい側に駐車場が用意されており、そこから遊歩道が山頂までついている。
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