香登城は標高294mの城山山頂に築かれている。
香登城は本丸・二の丸・三の丸そして出丸からなる山城で、山頂に本丸、南西下の尾根に二の丸、南東に伸びる尾根に三の丸、北方の尾根に出丸を配している。
本丸は山頂にあり、地形に沿って三角形に近い形で、中央やや北側に土壇がある。南下と南西下に帯曲輪があり南西側は二の丸方向に数段の帯曲輪となる。虎口は南西隅にあり、帯曲輪の間を通って二の丸方向に通路が伸びる。虎口の内側は一段低くなっており、主郭内に入る通路は右折れになったいたと思われる。土塁は明瞭ではないが、南側に一部と北端にある。また帯曲輪に面した切岸部分に若干の石積が残っている。
二の丸は山頂から南西に伸びた尾根の標高250m付近にあり、尾根に対して長く伸びた曲輪は低土塁が付いている。尾根先は切岸のみで堀切は付いていない。
三の丸は山頂から南東に伸びる尾根の標高242.5m付近にあり、南尾根に一条の堀切をに設けて遮断している。
出丸は本丸から北方に伸びた尾根の標高300m付近にあり、本丸のすぐ北側は二重堀切で遮断し、その先は自然地形の尾根が続く。標高300m付近は削平されており、南側は特に切岸加工していないが、北側は切岸になっている。その先の尾根は西側が若干竪堀状になった地形があるが、明確な堀切は見当たらない。