六郎山城は県道63号線と三和総合運動公園から北の喜楽園入口に通じる林道の間にある標高400m程の山に築かれている。
単郭の城で南北100m程の規模であるが、周囲は内高1m〜2m程の土塁が巡り、土塁の内側は所々石積によって補強されている。虎口は三箇所あり、北西、南西、南東に開口している。この内、南東の虎口は外桝形になっている。北西の虎口、南西の虎口付近は特に石積による補強がなされている。
曲輪の内部は石が散乱し、デコボコした地形で整然とはしていない。北端部が一段低く段差には明瞭な石積が残されている。
北西の虎口を出た所には、畝状竪堀群があり、北へ伸びた一条の竪堀が横堀状になっている。竪堀群は東側の虎口付近にも残されている。